WBSの作り方の本を読んだ
この前WBSについて触れたので、WBSの本を読んでみた。

かなりおおざっぱに書いてしまうとこんな感じ。
見積もりに対するアプローチ
前回の書籍で見積もりとはカーナビで到着予定時刻を算出するようなものという例えに感銘を受けたが、こちらの書籍でも不確定要素のある部分は粗いWBSを作成しておき、不確定要素が明らかになった段階で詳細に見積もると紹介されている。とりあえず全体を把握することで、一つの指標として役立つという点では同じアプローチ。タスクの洗い出し方
いきなりタスクを洗い出すのではなくて、ゴールを明確にすることが大事。次にツリー形式でタスクを洗い出す。これは特に形式ばったものでなくて、ゴールを目指して部分作業へトップダウンで書いていけばよい。ホワイトボード等に付箋を貼って線で繋げたり、ノートとかに手書きとかでOK。で、これを基にWBSを作成していく。最後のページにWBSのテンプレートが載ってるのでこれを参考にすると良いと思う。かなりおおざっぱに書いてしまうとこんな感じ。
工数の算出
2章の最初に工数を算出する手順がかかれている。- ボトムアップで所要工数を積み上げる
- 実行順序の整理(依存関係や並行化の見当)
- 期間の決定
- 期間短縮の検討
- 残業や休日作業でカバー
- スコープの縮小
- ファストトラッキング
- クラッシング
0 コメント:
コメントを投稿