デキないやつが思った通りに仕事を終わらせるには地道に分析するしかない
ブログも書き英語学習も始めてますます時間がなくなってきている。個人的には、もっと効率的に仕事を終わらせるようにと本書を読んでみた。

それなら、箇条書きで良かったのでは?
また、人は緊張すると仕事に手がつけられない(そのため時間が足りなくなる)という例でプロゴルファーでもパットを外すというのが紹介されてた。いきすぎた緊張は体を固まらせるとのこと。一般的なビジネスパーソンはデスクワークでいきすぎた緊張で体を固まらせてるの...?
狐につままれた。そんな1章。
ライフハック系界隈でやってる人(記事や本にしてる人)いないって話なんでしょうか。WBSはプロジェクトの進捗管理に用いられるものだけども、本書で言われているタスクシュートなるものは個人版WBS。
見積もりと実績を付けて視覚化すれば時間が足りなくなってる原因を特定しやすい!それを地道に改善すれば「仕事を予定どおりに終わらせる」ようになるよ!とにかく精神論ダメ!まずは記録付けよう!ね!
というのが2章~終わりまで書かれている話。
見積もり気楽だね!
だけど、「そんな細かいリストは息が詰まる」等はそういうこと言ってるんじゃなくて、あなたのやり方じゃ続かないってこと言ってるんだと思う。どんなに安くて短時間で効率的にフィットネスできるスポーツジムがあっても、通わなくなったら意味ないでしょ?それこそ、頑張って通うのは精神論になっちゃうし。
ご自身が記録マニアだったりツールを使い倒すのが大好きだから、そういう前提が抜け落ちちゃうライフハック系の人あるあるっぽい。
まあ、続ける仕組みは自分で考えろ!ということなのかもしれない。
え、優先順位大事でしょ? やらなくてもいいような仕事までリソースを割いてしまったらダメでしょ?それこそ本書がダメと言ってる完璧主義でしょ?と思ったが、それに対して『「1日のやることリスト」には「やることだけ全部」書き込む』とあり、それある意味優先順位付けてるのでは....?
つまり本書は、なんでもいいけど仕事を予定通り終わらせるアプローチであって、「お前が見誤ってどうでもいい作業に取りかかってるとか知るか」というスタンスに思える。木を見て森を見ていない感じがする。
いや、タイトル通りでいいんだけど、たぶんこの本手に取る人誤解して購入するんじゃないかな? 特にサブタイトルの「時間ない病の特効薬」には。
また、目線が異なるので客観的なお話よりご自身の主張のためにライフハックの辻褄を合わせるような書き方になってしまってるのは勿体ないと思う。(そう言えばデメリットについて明確に書かれてなかったような....。)
それらが表現の危うさを招いており、いらないツッコミ所や、批判ポイントを作ってると思う。まあ、そもそもビジネス書なんて、経験則であって読者目線に合わせて研究して書かれないのかもしれないし、書き手としても割に合わないだろうね。
とは言え、仕事を予定通り終わらせるというアプローチで精神論NG、時間管理の視覚化大事というのを本書から得られた。
不信感を抱く1章
自分にも当てはまるなー、あるあると思いつつ読み進めて2章に辿り着くと、筆者自ら1章はありきたりな話だと書いている。ありきたりな話だとバッサリ言われちゃう章を読まされた読者たちは....それなら、箇条書きで良かったのでは?
また、人は緊張すると仕事に手がつけられない(そのため時間が足りなくなる)という例でプロゴルファーでもパットを外すというのが紹介されてた。いきすぎた緊張は体を固まらせるとのこと。一般的なビジネスパーソンはデスクワークでいきすぎた緊張で体を固まらせてるの...?
狐につままれた。そんな1章。
個人版WBS
そんな1章に書かれた時間不足あるあるに対して、しかしそのような問題への「対策」というものが「技術的に」示されることは、ほとんどありません。本書で私が強調したいのは、まさにその点です。いやー、WBSというものがあってですね....
精神論では実現不可能な「時間のムダを減らす」しくみ p60![]()
ライフハック系界隈でやってる人(記事や本にしてる人)いないって話なんでしょうか。WBSはプロジェクトの進捗管理に用いられるものだけども、本書で言われているタスクシュートなるものは個人版WBS。
見積もりと実績を付けて視覚化すれば時間が足りなくなってる原因を特定しやすい!それを地道に改善すれば「仕事を予定どおりに終わらせる」ようになるよ!とにかく精神論ダメ!まずは記録付けよう!ね!
というのが2章~終わりまで書かれている話。
筆者が見落としている点
本書には1分以上時間のかかることはすべて管理するとあり、「そんな細かいリストは息が詰まる」とか「病的だ」等批判されたと紹介されており、そのような反論を伺えば伺うほど、これらは誤解であると言わざるを得ませんでした。で、その反論としてタスク時間の見積もりをカーナビで例えてるんだけど、「カーナビの時間通りに車が到着しなくても一つの指標としては役立つ」というのは、とてもわかりやすい!とても良い例!
見積もりは自由を奪うものではない p73![]()
見積もり気楽だね!
だけど、「そんな細かいリストは息が詰まる」等はそういうこと言ってるんじゃなくて、あなたのやり方じゃ続かないってこと言ってるんだと思う。どんなに安くて短時間で効率的にフィットネスできるスポーツジムがあっても、通わなくなったら意味ないでしょ?それこそ、頑張って通うのは精神論になっちゃうし。
ご自身が記録マニアだったりツールを使い倒すのが大好きだから、そういう前提が抜け落ちちゃうライフハック系の人あるあるっぽい。
まあ、続ける仕組みは自分で考えろ!ということなのかもしれない。
あくまでタイトル通りに
本書ではタスクに優先順位を付けなくていいという話がよく出てくる。え、優先順位大事でしょ? やらなくてもいいような仕事までリソースを割いてしまったらダメでしょ?それこそ本書がダメと言ってる完璧主義でしょ?と思ったが、それに対して『「1日のやることリスト」には「やることだけ全部」書き込む』とあり、それある意味優先順位付けてるのでは....?
つまり本書は、なんでもいいけど仕事を予定通り終わらせるアプローチであって、「お前が見誤ってどうでもいい作業に取りかかってるとか知るか」というスタンスに思える。木を見て森を見ていない感じがする。
いや、タイトル通りでいいんだけど、たぶんこの本手に取る人誤解して購入するんじゃないかな? 特にサブタイトルの「時間ない病の特効薬」には。
スキマ時間の活用について
昨今のビジネス書等でスキマ時間の活用というのが無茶な話という本書の主張には多いに共感する。私の場合、いろいろ詰めすぎて無意識のうちにスキマ時間で休憩したりするし。おわりに
巷に溢れるライフハック好きな人のライハック術とそれをソリューションとして求めてる人の目線が異なると思う。例えば、Evernote大好きな人の「ライフログすると人生捗るよ!」というような話は、記録大好きが前提になってるみたいな。また、目線が異なるので客観的なお話よりご自身の主張のためにライフハックの辻褄を合わせるような書き方になってしまってるのは勿体ないと思う。(そう言えばデメリットについて明確に書かれてなかったような....。)
それらが表現の危うさを招いており、いらないツッコミ所や、批判ポイントを作ってると思う。まあ、そもそもビジネス書なんて、経験則であって読者目線に合わせて研究して書かれないのかもしれないし、書き手としても割に合わないだろうね。
とは言え、仕事を予定通り終わらせるというアプローチで精神論NG、時間管理の視覚化大事というのを本書から得られた。
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