2016年8月21日日曜日

海外ドラマ「セカンドチャンス2話One More Notch」の感想


以下ネタバレを含みます

前回、なぜわざわざ死体になったドナーを蘇らせる必要があったのか? と疑問に思っていたが、序盤にヒントのようなものがあった。

主人公であるジミープリチャードは、蘇ったことでアスリートの6倍にまで身体能力が発達しているとのこと。単純に生身の人間をドナーにしても物足りないということなのだろう。

セカンドチャンスを手に入れた無類の女、酒、音楽好きはこの2話で何をやるかと思えば捜査である。え!?と思ったが女、酒、音楽は1話で満喫してしまったようである。同じく人生を失敗している私としては、セカンドチャンスを手に入れたら新しいことにチャレンジするより、今度はもっとうまくヤレると昔と同じようなことをするのは順当な考えであると共感する。

しかも、今回はバックにルッキングラス社(LOOKINGLASS TECHNOLOGIES)がいるわけで、捜査に関してデータの改ざんなどは簡単にやってのけるし財力もある。アスリートの6倍の身体能力があれば、もう現役時代からは考えられないチートである。ドーパミンがドバドバ分泌されてるはずだ。

というか、このルッキングラス社。

この世界のIT企業としては個人情報の扱いが酷すぎる。先も触れたが息を吐くようにデータの改ざんはするし、同社が配布したタブレット端末にはバックドアが仕込まれてるのか、簡単にGPSデータを取得するしリモート操作もする(※1)。メアリーの命を天秤にかけてるとは言え、ドナーのためにやり過ぎだ。

※1:子供向けタブレット端末に限って言えば、仕込んであったバックドアを利用というよりは顧客データベースからログイン情報を不正取得して、通常のリモート操作を行った可能性はある。どっちにしもて不正アクセスだが。

それにしても、同社のガラス製スマートデバイスはかっこいい。


放り投げると粉みじんだが。

(ちなみにこのドラマにおけるFBIはデジタル化が遅れているのか証拠写真などは紙に印刷してる。ルッキングラス社が息を吐くようにデータの改ざんしてもバレない程度にはFBIはITに疎いということを演出しているのだろうか)

話しを戻して...

1話では気づかなかったが、この2話で舞台がシアトルと分かった。


 このシアトルの治安をFBIの息子と一緒に守ることがジミープリチャードのセカンドチャンスとしては最高ということのようだ。確かにセカンドチャンスを手に入れた元保安官である父親としては順当な考えとは思うのだが、2話は終始アメリカのFBIドラマっぽい様相であった。

FBIの息子は犯人を追いつつ、謎の青年(父親)を追い、ストーリー自体は親父と息子の距離感が面白かったのだが、今後の展開としてセカンドチャンスという設定を持つだけのFBIドラマで終わって欲しくないと願うばかりである。

また、息子に敢えて近づいて「俺は異母兄弟だ」と嘘をつくシーンがあるのだが、おいおい、そんなことFBIに言ったら簡単にバレるだろ!?と思いつつ、あー、またどうせ息を吐くようにルッキングラス社が改ざんするんだろうなと自己完結した次第である。まあでも、若干ジミープリチャードは手の内を明かしすぎなところがあるし、孫は感づいてるし、親父だとバレる日も近いだろうな。

ところで、タイトルのOne More Notchであるが、2話を最後まで視聴した後改めてNotchという単語を辞書で調べてみると意味がわかった。このNotchは「切れ目」という意味で、ジミープリチャードは昔のように捜査したかったんだなと納得した。

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