海外ドラマ「セカンドチャンス5話 異変」の感想
以下ネタバレを含みます。
タイトルが「異変」ということで展開が大きく変化することはなかったが、アメリカ社会の異質さみたいなものが垣間見れる回だった。
とは言え、アメリカの人口は日本の約3倍なので異質なのはこちら側かもしれないが。異質なシーンを3つほど書いてみる。
序盤にメアリーの病気説が騒がれていた。病気がスキャンダルっぽく扱われるのもおかしな話しだけど、そんな中登場したパパラッチに笑ってしまった。スピードを出した車からカメラマンが3人ほど身を乗り出しており、そのうち一人はルーフからである。そんなパパラッチいねーだろw。しかもそれが2台いて併走してる。そんなところにリソースを割いてブレブレの写真撮らなくても会社で出待ちじゃダメなのか?コブラの入れ墨の犯人がパパラッチたちにメアリーの情報を提供して、異質と思えるパパラッチ行為をやらせたのかもしれない。そうすることでメアリーの事故をパパラッチのせいだと言えるようにするためと解釈できる。が、銃弾も撃ち込んでるのでこの解釈は説得力が弱い。
もうひとつは、Celebrity Dead Poolである。これはメアリーがいつ死ぬか賭けるゲスいサイトのことだ。こんなサイトねーだろと思って検索してみたら、賭けをやってるサイトではないが、2016年に誰が死ぬか予想するサイトはあった。
Celebrity Death Pool 2016 | List of Predictions About Dead Celebrities
http://www.ranker.com/list/celebrity-death-pool-2016/celebrity-events
ウィキペディアもあるので、一般的なんだろうか。
Dead pool - Wikipedia, the free encyclopedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Dead_pool
こんなサイトが普通にヒットするんだから賭博をやっている人はいるかもしれない。こんなの日本でやったら不謹慎だと叩かれそうだ。ちょっと検索してみたが、2chのスレッド等ではあったがちゃんとしたサイトでやってるのは見当たらなかった。
最後にコブラのタトゥーついて。
何が異質って、システムの開発チームの皆がコブラのタトゥーを入れていることだ。カジュアルすぎるだろ。というか、ステレオタイプ的に言えばアメリカはONとOFFをきっちり分ける文化だと思ってたのだが。でも、これはアメリカでも異例な感じだろう。コブラのタトゥーを目印に特定しろと言ってるくらいなのだから。それにしても、日本の場合で考えたら.......と思ったが日本だと逆にあるかもしれない。裏社会でさりげなく小さなタトゥー入れてるかもしれない。
肝心のタイトルの「異変」であるが、これは主人公が今までのアスリート並みの能力を失っている点だが、ちょっと分かり辛い。死ぬかもしれないと言ってるが、死なないんでしょ?というか、死んでも蘇らせるんでしょ?的なちょっと安心感はある。今後の展開でハッキリするフリのお話ということなのだろう。
このドラマにおける犯人は親子(ジミーどデュヴァル)の絆を深めるための存在で細かく描かれないことがあるが、今回の犯行動機は比較的わかりやすかった。分かりやすかったのだけど犯人は精神を煩っている感じがする。ルッキングラス社は1強のIT企業のようでブラック企業臭がする。犯人は社員時代に精神を煩ったと勝手に妄想してしまい憎めない。
そう言えば、メアリーとオットーの3人目の双子というのが登場したが、3人目の双子ってなんだ?顔の傾倒はメアリーたちとは異なる気がするのだが....?
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